うちの子は小2の4月から通信教育のZ会(小学生コース)をはじめました。
小2くらいになると、塾に通う、公文に通うなど、勉強をこどもにさせようかと考える人も多いかと思いますが、何かしらの参考になればと思い、Z会を始めた理由についてまとめました。
自宅で子供のペースに合わせ、親が適度に伴奏しつつ、比較的難易度の高い問題も含め継続的に学習をすることで、勉強習慣と思考力を伸ばすことができる、というのがZ会を選んだ主な理由ですが、以下で詳しく書いていきます。
習い事として勉強を始めた理由
習い事として勉強を始めた理由を端的にまとめると以下になります。
- そろそろ勉強も重視したい
- 勉強習慣をつけさせてたい
- 基礎的な読み書き計算の力を高めたい
- 考える力をつけさせたい
早い家庭では幼児のころから、漢字の勉強や知育教育などをするところもあるかと思います。それまでは家庭で特段勉強をしていませんでした。わが家では、幼稚園や小学校での学習を基本に、自宅では本を読む、体を動かす、スポーツやるなど、自然体でのびのびと過ごすことを重視していたのがその理由です。
小2の4月時点では、週7日のうち、4日がサッカー、1日がピアノ(小2の12月でやめた)をしていましたが、小2になった段階で、バランスをとって、勉強にも徐々に力を入れはじめるのが良いだろうと考えました。
ただし、このタイミングでは、将来中学受験をさせたいとかの考えは特段なく、学校の勉強に加えて、プラスアルファでの学習をすることで、小学校中学年・高学年に向けた勉強習慣や基礎的な学力をつけられれば良いと思ってのことでした。
Z会を選んだ理由
Z会小学生コースをすることを選びました。
問題集やドリルを買って自宅で学習をすることも可能ですが、塾や通信教育などをペースメーカーとして活用する方が効果的に進めやすいと考えてのことですが、Z会を選択した理由をまとめると以下になります。
- 自宅で自分のペースでできる
- 考える力、記述力・表現力が身につく
- 算数、国語、経験学習などがセットでリーズナブル
- 親の伴奏を前提にしているのがこの年齢にはちょうどよい
- 小3以降のコースの選択肢が豊富
リモートワークによりある程度の自由が利くとは言え、共働きのため、夕方に子供を習い事に連れていくのはできれば避けたいというのがありました。すでに週4(うち平日2日、土日2日)でサッカーの練習や試合があり、これ以上子供の送り迎えの用事を作りたくないという理由から、「自宅で自分のペースでできる」通信教育が良いと考えました。
通信教育といえば、Z会のほかに、四谷大塚のリトルくらぶやベネッセの進研ゼミなどがありますが、特段比較をせず、Z会一択でした。
理由は、私(父親)も妻も、かつて中高校生の頃にZ会での勉強を経験し、良いイメージがあったことと、Z会といえば難しい、考えさせる問題が多く、学校の勉強のプラスアルファとして「考える力、記述力・表現力が身につく」Z会が最適ではないかと考えたためです。
いちおう、比較のために公文も考えましたが、通塾させたくないということのほかに、先取学習よりも思考力を鍛えることが重要ではないかと考え、候補から外れました。
公文は、私が小学生の時に算数・数学をやっていた経験があり、小2から始め、小5の夏くらいまでに中3までの範囲を終わらせました。なぜ中学の範囲まで進めたのか、理由はよく覚えていませんが、計算力はかなりついたと思います。計算力はつきましたが、思考力や応用力がついたかどうかは微妙で、例えば、中学受験の応用問題に対しては公文での学習があまり役立ったような記憶がありません。先取でどんどん進めていくよりも、深く考える力をつけることを重視するZ会の方がよいかと考えました。
料金面ですが、Z会小学生コースでは、「国語」「算数」「経験学習」に加え、デジタル教材の「英語」「プログラミング学習」をセットになって、月額5千円ほどです。(月額払いか、一括払いかによって金額は変わります。)
「経験学習」と「英語」と「プログラミング」はおまけみたいなもので、実質的に「国語」、「算数」の2科目がメインです。公文や塾に通うと2科目で月額1万数千円から2万円弱かかるところが多いことと比較すると、「リーズナブル」で気軽に始めやすいかと思いました。
Z会小学生コースは、タブレット上で問題を解き、丸つけも自分で行う(タブレット上で正解・不正解を判定してくれる)タブレットコースもあるのですが、紙の教材で進めるコースにしました。紙教材のコースは、丸つけを子供自身ではなく、親が行い、必要に応じて親が解説する必要があります。
問題と解き、丸つけを行い、間違えた問題を復習する、必要に応じて反復学習をする、といった勉強の基本的な方法をよく分かっていない段階では、「親の伴奏」により適度にサポートしながら、どこで子供の理解がつまずきやすいのか、ひとつひとつ確認しながら進められるのが良いと考え、紙教材を選択しました。
最後の「小3以降の選択肢が豊富」ですが、もしZ会の学習が子供に合っていればですが、その後に中学受験を視野にいれて勉強をするにせよ、中学受験はせず高校受験を意識した勉強を進めていくにせよ、中学受験をするにしても国立・私立型か、公立中高一貫校型かに関わらず、Z会で対応するコースがそろっており、またどのコースも比較的信頼度が高そうで(あくまで主観ですが)、自宅学習をメインにした勉強を継続していくうえで魅力に感じました。
タブレットコースではなく紙教材のコースを選択した理由
上でも少し触れましたが、タブレットコースではなく、紙教材のコースを選択した理由を改めて以下に記します。
- 子供にはタブレット学習はまだ早い
- 学習状況や、間違えた問題、苦手な単元などの全体状況を親が把握しやすい
- 解き直しや復習がしやすい
無料体験でタブレットを使った学習を少し試してみたところ、反応が少し遅かったり、書いた内容を正確に認識してくれないなどがあり、使い勝手があまりよくないかなとの印象があったことと、単純に小2にはiPadなどのタブレットを使った学習よりも、紙と鉛筆を使ったアナログなやり方のほうが合いそうだなと思いました。
あとは、丸つけを親が行い、間違えた問題について、ヒントを与えたり、一緒に考えたり、時間をおいて復習をしたりすることが、紙教材のほうが、パパっとやりやすいというのもよいところです。
月のはじめにきれいだった教材が、だんだんと埋まっていくことで、勉強をきちんとやっているという達成感を得やすく、モチベーションにもつながりますし、間違えた問題に印をつけておくことで、わが子の得意・不得意の分野などを把握しやすいというにも、紙教材ならではの特徴だと思います。
まとめ
以上、小2から勉強にも力を入れ始めた理由、Z会を選んだ理由、Z会の紙教材のコースを選択した理由について書いてきました。
自宅で子供のペースに合わせ、親が適度に伴奏しつつ、比較的難易度の高い問題も含めた学習を継続することで、勉強習慣と思考力を伸ばすことを重視するのであれば、Z会はぴったりなのではないかと思います。
